Rソックスがラファエラと契約延長 8年総額5000万ドルとの報道

日本時間4月9日、ホーム開幕戦を翌日に控えているレッドソックスは23歳の有望株セダン・ラファエラとの契約延長に合意したようだ。まだ球団からの正式発表は行われていないものの、米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者は、レッドソックスとラファエラが8年5000万ドルの契約を結ぶことで合意したことを報じている。レッドソックスは今年3月、24歳の右腕ブライアン・ベヨと6年5500万ドルの契約を結んでおり、ラファエラはベヨとともに、投打の若き主力としてレッドソックスの新時代を牽引していくことが期待される。

キュラソー出身のラファエラは昨年8月にメジャーデビュー。今季はオープン戦で結果を残して正中堅手の座を勝ち取り、ここまで全10試合に出場して打率.233、1二塁打、2三塁打、0本塁打、5打点、1盗塁、OPS.686を記録している。打撃面はまだ発展途上だが、俊足を生かした中堅守備では再三にわたって好プレーを披露し、チームに大きく貢献している。

二塁や遊撃を守ることもできるラファエラだが、特に中堅守備への評価が高く、米メディア「ジ・アスレチック」のキース・ロー記者は「球界で最高の守備力を持つセンターになる可能性がある」と絶賛。米公式サイト「MLB.com」や有望株の情報に詳しい「ベースボール・アメリカ」でも「ゴールドグラブ賞を狙える守備力を持つ選手」と高く評価されている。

守備走塁面の評価は非常に高いため、今後のカギを握るのは打撃面の成長だ。昨季はマイナーAA級とAAA級で合計108試合に出場し、打率.302、20本塁打、79打点、36盗塁、OPS.869の好成績をマーク。決してパワーヒッターではないが、二塁打や三塁打を量産し、本塁打も2ケタを狙えるだけのポテンシャルは秘めている。平均以上の打撃成績を残すことができれば、高評価の守備走塁面と合わせ、非常に価値の高い選手となるだろう。今後のさらなる成長が期待される。

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