Z世代の約6割が平日に1時間以上YouTubeを利用【CCCMKホールディングス調査】

CCCMKホールディングスは、Z世代のSNS利用実態に関する調査結果を公開した。

学生の自由時間は15時以降に集中

まず、Z世代の平日の自由時間について職業と性別で分析。各時間帯別に見ると、「学生(高校、大学・大学院など)」は自由時間(趣味・SNS・ショッピングなど)が15:00以降で高くなった。最も多くのZ世代が自由時間を過ごしているのは21:00~22:59となり、どの職業・性別も50%を超えた。

「SNSの情報を見て疲れる」は女性に多い傾向

次に、自由時間の行動の1つであるSNSへの意識を調査。「気になったものはすぐにSNSで検索する」に対して「非常にあてはまる」「ややあてはまる」と回答した割合は、学生(高校)/女性で79.2%、学生(大学・大学院など)/女性で70.5%と、特に学生・女性に多い傾向となった。

また「SNSやインターネットの情報を見ていて疲れることがある」も、女性のほうが当てはまる割合が高くなった。

平日に1時間以上利用するSNS、多いのはYouTubeやTikTok

平日における各SNSの利用時間を尋ねると、Z世代のすべてのグループで「YouTube」は利用率が9割を超える結果に。1日1時間以上利用している人の割合は全体の57.2%となった。

「TikTok」は、利用者のうち1時間以上利用している人の割合が全体で41.7%と、YouTubeに次いで多くなった。

生活満足度が高いのは、1時間以上利用しているSNSがない人

続いて1時間以上利用しているSNSの数を調べた。結果、Z世代全体で「なし」は29.0%となり、残りの71.0%はいずれかのSNSを1時間以上利用していた。1時間以上利用しているSNSが2つ以上ある人は、どのグループでも男性より女性が多かった。

さらに1時間以上利用しているSNSの数別に生活への満足度を調査したところ、1時間以上利用しているSNSが「なし」の人が平均点65.5点・中央値70.0点となり、最も現在の生活への満足度が高くなった。

【調査概要】
調査方法:インターネット
調査期間:2024年2月13日(火)~2月19日(月)
調査対象:全国男女16~24歳のT会員
サンプル数:1,564サンプル
各グループの定義:学生(高校)→高校生、学生(大学・大学院など)→専門学校・短期大学・高専生と大学・大学院生および浪人生、社会人→学生以外

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