不審者に遭遇した時は「こども110番の家」 春先は不審な声がけが増加傾向 愛知

メ~テレ(名古屋テレビ)

春先は子どもへの不審な声かけが増える傾向にあることから警察は、「こども110番の家」に駆け込むよう、呼びかけています。

始業式を迎えるこの時期は、警察によると子どもへの不審な声かけが増える傾向にあります。 「こども110番の家」のステッカーがある名古屋市中川区のモスバーガー太平通店は、子どもが身の危険を感じたときに駆け込める場所です。 実際に子どもが駆け込んできたのが去年12月。下校途中の小学生の女の子2人が刃物のような物を持った不審者を見て、この店に助けを求めたということです。 モスバーガー太平通店の店員・宮畑恵美さんに当時の様子を聞きました。 「すごく怖がっていたので、『大丈夫だからここで待っていて』と声をかけました」 その後、子どもたちを自宅まで無事に送り届けたといいます。 「ここに勤めて7年目なんですけど、子どもが助けを求めてきたのは、初めてです。怖いとき、なにか困ったときは、子どもたちがいつでもここのモスバーガーに駆け込んでほしいと思います。いつでも力にになります」 愛知県警によると「こども110番の家」は愛知県内に1万6603カ所あり、のぼりやステッカーなどでわかるようになっています。

© メ~テレ(名古屋テレビ)