映画「ゴジラ-1.0」山崎貴監督に知事特別表彰「夢を願い続けていたらいつかは世界に通じる」

「ずっと夢を願い続けていたらいつかは世界に通じることが証明された」監督はそう話しました。映画「ゴジラマイナスワン」でアカデミー賞視覚効果賞を受賞した山崎貴(やまざき・たかし)監督に県から「知事特別表彰」が贈られました。

登場笑顔でステージに登場した山崎貴監督。
その足元には…アカデミー賞の授賞式で履いた「ゴジラシューズ」がギラっと輝いていました。

松本市で開かれた「知事特別表彰」の贈呈式。県民に明るい希望を与えたなどとして、山崎監督は「知事特別表彰」の第一号に選ばれました。

■山崎貴監督「何よりうれしいのは親が喜んでいること。その笑顔を見られただけでも素晴らしい機会を与えていただいたということで喜んでいます」

松本市出身の山崎監督は、アメリカ映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞で監督を務めた「ゴジラマイナスワン」が視覚効果賞を受賞。VFXと呼ばれる視覚効果の技術を生かした映像表現の第一人者と言われています。

■山崎貴監督「ずっと夢を願い続けていたらいつかは世界に通じるということが証明されたというか、この街に生まれながら何かそういう思いを持っている子どもたちがいたら世界につながっていることを伝えられるといいと思う」

阿部知事は「これからも県民に夢と感動を与え続けてほしい」と話しました。

■阿部知事「故郷の松本そして信州をいつも思い起こしていただきながら世界の舞台でさらに活躍されることを心から期待をし願っている」

また、松本市民栄誉賞の授与式もあり、臥雲市長から賞状などが贈られました。
松本市民栄誉賞の授与は、2018年平昌オリンピック・スピードスケートの金メダリスト・小平奈緒さん以来、2人目になります。

© 長野朝日放送株式会社