中国建機大手の中聯重科、23年は増収増益

中国建機大手の中聯重科、23年は増収増益

湖南省長沙市で開かれた2021長沙国際建設機械展覧会の中聯重科展示エリア。(資料写真、長沙=新華社記者/陳振海)

 【新華社北京4月9日】中国建設機械大手の中聯重科(ズームライオン)がこのほど発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比13.1%増の470億7500万元(1元=約21円)、純利益が52.0%増の35億600万元だった。

 優位性のある既存分野の市場地位は安定してさらに高まり、クレーンの売上高は192億9千万元、コンクリート機械は86億元で、そろって1.6%増加した。土木機械や高所作業機械、鉱山機械などの新興分野も進展を遂げ、市場地位が大幅に上昇した。土木機械の売上高は89.3%増の66億5千万元、高所作業機械は24.2%増の57億1千万元に達した。

 23年の境外(外国と香港、マカオ、台湾地区)での売上高は79.2%増の179億500万元で、売上高全体の38.0%を占め、過去最高を塗り替えた。

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