千葉県山武市で４月８日、道路の側溝を塞ぐ金属製の蓋、グレーチングが盗まれる被害がありました。
千葉県によりますと、８日午前１０時ごろ、山武市椎崎付近の県道で、側溝を塞ぐ金属製のグレーチングが盗まれているのを、道路を補修する作業員が確認し、山武土木事務所に通報しました。
盗まれたグレーチングは８枚で、被害額は５万６０００円余りに上ります。
県は警察に被害届を提出するとともに再発防止に向け、引き続き職員によるパトロールを実施し、新しく設置するグレーチングには盗難防止用の金具を取り付けるとしています。
県内ではグレーチングなどの金属や、太陽光発電設備のケーブルの盗難が、２０２３年一年間で１７００件近くと相次いでいるため、県警では、特定の金属を売買する事業者の規制を強化する条例の骨子案を作成し、５月７日まで県民の意見を募集しています。
