「実の色よくて、果汁も多い」阿南市でハウススダチの出荷はじまる【徳島】

阿南市で2024年もハウススダチの出荷が始まり、農家は収穫作業に追われています。

阿南市では46戸の農家がスダチをハウス栽培していて、3月上旬から収穫が始まっています。

新野町重友の農家・清水皓太さんの約38アールのハウスでは、3月11日から収穫作業が始まりました。

専用の器具で、直径3.7センチ以上ある2Lサイズのものを選んで、ひとつひとつ丁寧に切り取っていきます。

清水 皓太さん

「こちらのハウスは2年前に植え替えて、今年が初出荷となります。

実の色もよくて果汁多く、良い出来になったと思います」

収穫されたスダチは集荷場でサイズ別に分けられ、主に東京や大阪の市場に出荷されます。

JA徳島県アグリあなんによりますと、2024年は去年とほぼ同じ約162トンの出荷を見込んでいるということです。

ハウススダチの収穫は、6月にピークを迎え8月中旬まで続きます。

© 四国放送株式会社