日本赤十字社千葉県支部 災害現場の医療チーム任命

日本赤十字社千葉県支部 災害現場の医療チーム任命

 日本赤十字社千葉県支部は4月9日、大規模災害の発生時に災害現場の医療チームとして活躍する「救護員」を任命しました。

 成田赤十字病院では、2024年度「救護員」に選ばれた医師や看護師、それに事務職員の任命式が開かれ、日赤千葉県支部の飯島喜史事務局長が医療チームの代表者に任命書を手渡しました。

 日本赤十字社千葉県支部の医療チームは2024年元日に起きた能登半島地震や、2019年に起きた房総半島台風でも被災者の救護活動に当たっていて、2024年度選ばれた175人を代表して小幡新太郎医師が「災害時に迅速かつ適切に活動できるよう鋭意努力する」と決意を述べました。

 2024年度、任命された救護員の人数は昨年度より16人増えていて、日赤千葉県支部は、現場経験のない研修医や事務員などを積極的に派遣し、有事の災害への体制を強化したいとしています。

救護員に任命 武田千代子 看護師長
「救護所に来ていただく方(患者)たちは本当に短い間(しかその場にいれない)。(患者から)何が求められているのかを判断して、必要な支援に繋げていくことを行っていきたい」

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