食中毒を防ぐ!お弁当を「傷みにくくする」基本のコツ

4月10日:今日は「お弁当始めの日」

新年度になり春からお弁当作りがスタートした方も多いかと思います。

おいしく楽しく、そして暑い時期も安全に食べられるように、傷みにくいお弁当作りを日々心がけたいものですね。

今日は、傷みにくいお弁当を作る基本的なコツについて調べてみました。

食中毒を防ぐ!お弁当作りの基本

農林水産省のホームページによると、お弁当作りの大前提として、作る時にまず「手」「お弁当箱」「調理器具」などが清潔であるか確認することが大切なのだそう。

しっかり手を洗う、お弁当箱はすぐ洗ってよく乾かし、清潔に保つ…などを毎日の習慣にしましょう。

そして、実際におかずを作るときは「十分な加熱」が大切とのこと。食中毒の原因微生物であるノロウイルスは、食材の中心温度85~90℃で90秒以上加熱すると菌が死滅すると言われています。

どのおかずも半熟、軽く炙るなどにはせずに中心部までしっかり加熱するのがgood◎加工食品のハムやかまぼこなども加熱するのがおすすめなのだとか。

そのほか「水分」もお弁当には大敵!水分が多いと菌が増えやすいそうなので、汁気が出にくいおかずを選ぶ、おかずの汁気はできるだけ切るなどを徹底しましょう。果物も別容器に入れると良さそうです。

私は、汁気防止におかずの下に「かつおぶし」を入れることが多いです。かつおぶしが汁気をすってくれて、ご飯に知るが染み込むことも防げます。汁気が不安な場合はかつおぶし以外にも、ごまやのりなどをうまく活用してみてくださいね。

ちなみにご飯を入れたらすぐふたをせず、冷ますようにするのも、水分を防ぐため。熱々の状態でフタをしてしまうと、蒸気がこもって水分になってしまうので、ある程度冷ましてからふたをするようにしましょう。

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お弁当を持ち歩くときに、保冷剤を入れて温度が上がりすぎないようにすることも有効だそう。温かいと細菌が増えてしまうそうなので、冷蔵庫に入れたり保冷剤を使ったり、あたたかいところに置かないようにしたり、温度には特に気をつけましょう。

安心・安全でお弁当が楽しめるように、これからの季節は特に注意していきたいですね!

(参考:農林水産省|お弁当づくりによる食中毒を予防するために

「お弁当始めの日」とは?

冷凍食品やレトルト食品などの製造販売を手がける株式会社ニチレイフーズが制定。新年度、新学期になりお弁当を作り始める人を、同社の豊富な冷凍食品の食材で応援するのが目的。日付は4月10日前後が一般的にお弁当を作る人が増える時期であること、「弁」が数字の4に似ていて、10を「当」と読む語呂合わせなどから。

出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ

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