盛岡市立太田児童センターが落成 43カ所目、全小学校区が完了

太田児童センター内の遊戯室。ボール遊びや一輪車など運動ができる

 盛岡市は7日、同市上太田の太田小敷地内に建設していた市立太田児童センター(佐々木幸彦所長)の落成式を現地で行った。市内43カ所目の児童センターで、市内の全小学校区への整備が完了した。

 施設関係者や地元住民ら約50人が出席。内舘茂市長が「児童の健全育成を推進する拠点施設となる。世代間交流などにも取り組み、末永く親しまれる施設となることを期待している」とあいさつした。

 3月下旬に完成し、1日に使用を開始した。木造平屋で床面積約330平方メートル。バスケットボールや一輪車など運動ができる天井の高い遊戯室や集会室、図書室などを備える。木材の7割は市産のカラマツやスギを使用し、工事費は約2億3350万円。

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