三鷹の森ジブリ美術館「君たちはどう生きるか」展、映画制作過程の“レイアウト”200点余りを展示

三鷹の森ジブリ美術館は、「君たちはどう生きるか」展の第二部「レイアウト編」を2024年5月25日(土)から11月10日(日)まで開催する。

“手描き”の制作過程を紹介、「君たちはどう生きるか」展

「君たちはどう生きるか」展は、宮崎駿が監督を務めたスタジオジブリの映画『君たちはどう生きるか』の制作過程を紹介する企画展示。デジタルによる作画や美術が主流となっている中で、『君たちはどう生きるか』はほぼ“手描き”の絵によって制作されたという。会場には、完成までのプロセスで描かれた絵をそのまま展示。手描きならではの豊かな表現と込められた思いを、直接目にすることができる。

第二部は“レイアウト”にフォーカス

第一部「イメージボード編」に続いての開催となる第ニ部「レイアウト編」では、アニメーションの設計図ともいえるレイアウトに焦点を当てる。『君たちはどう生きるか』では、原画担当のアニメーターがまずレイアウトを描き、宮﨑駿や作画監督が確認・修正。カットの背景やキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークなど、アニメーションの枠組みを決めるレイアウト200点あまりを、一挙に紹介する。

【詳細】
「君たちはどう生きるか」展
第二部「レイアウト編」
開催期間:2024年5月25日(土)~11月10日(日)
会場:三鷹の森ジブリ美術館
住所:東京都三鷹市下連雀1-1-83
※三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制。5月入場分のチケットは、4月10日(水)よりローソンチケットにて発売。
※チケットに関する詳細は公式WEBサイト(https://www.ghibli-museum.jp)より。
企画・監修:宮崎吾朗

■今後の展示
第三部「背景美術編」
期間:2024年11月23日(土)~2025年5月(予定)

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