トヨタ「富士松」も停止 「堤」は12日まで延長

 トヨタ自動車は9日、停止中の堤工場(豊田市)第1ラインに加え、トヨタ車体の富士松工場(刈谷市)第2ラインの稼働を9日2直目から停止したと明らかにした。計2工場2ラインが停止する。原因はいずれも一部の工程で確認作業を行っているためという。

 富士松工場は、10日まで停止する。ミニバン「ノア」「ヴォクシー」や高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」の生産に影響が出る。11日以降に再開するかは10日に判断する。

 堤工場の稼働停止は、12日まで延期する。従来は9日まで停止する方針だった。来週15日以降に生産再開するかは12日に決める。

 堤工場のラインは4日1直目から止めており、停止期間は休日含めて1週間以上に長引いている。稼働停止により、セダンの「プリウス」や「カローラ」の生産に影響が出ている。

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