タイから空路マカオへ到着の女子学生が違法ドラッグ所持…麻薬探知犬が発見

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

 マカオ司法警察局は4月9日、現地で「K仔」と呼ばれる違法ドラッグのケタミンを所持してマカオへ入境したとして18歳学生のタイ人の女1人を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月7日午後7時半頃、マカオ国際空港で税関及び治安警察局の警察犬チームとともにタイ・バンコクからの到着者に対するランダムチェックを実施中、上述の女が検査エリアを通りがかった際に麻薬探知犬が女の手荷物に反応を示したことから、手荷物の中身を詳しく調べたところ、中から小袋入りのケタミン2.14グラムを発見。また、女が吸引器具とみられる物品を身につけていたことも明らかになったという。

 女は同局の調べに対し、自身にドラッグ使用歴があり、見つかったケタミンはタイのナイトスポットで購入したものだが、マカオへ来る前に取り出すのを忘れてしまったなどと供述。また、その後の女に対する薬物検査でケタミンに陽性反応が確認されたとのこと。

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