中国内モンゴル自治区、65万平方キロの草原が休牧期入り

中国内モンゴル自治区、65万平方キロの草原が休牧期入り

2日、内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド後旗で、放牧していた羊の群れを春季休牧前に羊舎に戻す牧畜民。(バヤンノール=新華社記者/李雲平)

 【新華社バヤンノール4月10日】中国内モンゴル自治区林業・草原局は、自治区全域の草原で今年、春季休牧を実施すると発表した。休牧面積は9億7千万ムー(約65万平方キロ)にわたり、うち3億8千万ムー(約25万平方キロ)は5年間の養生期間に入り、5億9千万ムー(約39万平方キロ)は45日間以上の春季休牧を実施する。

中国内モンゴル自治区、65万平方キロの草原が休牧期入り

2日、内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド後旗で、放牧していた羊の群れを春季休牧前に羊舎に戻す牧畜民。(バヤンノール=新華社記者/李雲平)

 草原では春になると牧草が再び芽生える。この時期に休牧することで、家畜の採食や踏圧などの被害を効果的に減らし、牧草を十分に育て、収量を高めることができ、草原の保護にもつながる。

中国内モンゴル自治区、65万平方キロの草原が休牧期入り

2日、内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド後旗で、放牧していた羊の群れを春季休牧前に羊舎に戻す牧畜民。(バヤンノール=新華社記者/李雲平)

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