90代入所者に暴行の疑い 高齢者福祉施設の職員を逮捕

高崎警察署

4月8日、高崎市内の高齢者福祉施設で入所者の90代の女性に暴行し、けがをさせたとして職員の45歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、高崎市中尾町の施設職員、永瀬智也容疑者(45)です。警察によりますと、永瀬容疑者は今月8日の午後4時半ごろ、勤務している高崎市内の高齢者福祉施設で、入所者の90代の女性の髪を掴んで投げ飛ばし足で蹴るなどの暴行を加え、左手首を折るなどのけがを負わせた疑いが持たれています。

別の職員が女性のけがを発見し、警察に通報したことから事件が発覚しました。永瀬容疑者は介護福祉士の資格を持ち施設で働いていました。警察の調べに対し、永瀬容疑者は容疑を認めていて、「言うことを聞かないからイライラした」などと供述しているということです。警察は、当時の状況や余罪について詳しく調べを進めています。

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