【カープ】脇腹故障の日高、シート打撃でマウンドに 人的補償でオリックスから移籍

シート打撃での登板を再開した日高

 右脇腹を痛めていた広島東洋カープの日高暖己が10日、シート打撃での登板を再開した。

 ウエスタン・リーグ中日戦(由宇)の試合後に、マウンドに上がった。清水叶人や前川誠太らに24球を投じた。最速144キロの直球で詰まらせ、カーブやフォークも交えてタイミングを外した。「球場の広さに慣れて、実戦につなげていきたい」と汗を拭った。

 日高は2月25日のJR九州との練習試合に登板後、痛みを訴えた。3月1日、広島市内の病院で「右内腹斜筋損傷の疑いがある」と診断を受け、リハビリ組の3軍に合流していた。

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