地域医療支える人材の確保を 看護師の移住を支援 栃木からの看護師夫婦【新潟・三条市】

看護師の移住を支援

三条市が地域医療を支える看護師の移住を支援しています。市の制度を利用して移住し、ともに県央基幹病院に勤務する夫婦が滝沢市長と面会しました。

9日、三条市の滝沢亮市長と面会した鈴木新さん(44)と妻の雅美さん(47)。2人とも看護師で、去年12月、4人の子どもと栃木県真岡市から移住しました。
三条市は県央基幹病院の診療開始を見据え、昨年度、移住を希望する看護師の支援制度を創設。鈴木さん夫妻はこの制度を利用して移住し、県央基幹病院に勤務しています。

■三条市 滝沢亮市長
「今回はどういう経緯で三条市、県央基幹病院を選んでくださったんでしょうか」
■鈴木新さん(44)
「地域の医療再編ということで、そこで私たちが救急医療で2人でやりたいという意見が一致して地域医療に貢献出来たらと思い決めました。」

三条市は市内の医療機関に勤務しながら3年以上住むことを条件に1人当たり50万円を支給し、団地の土地を購入した場合は1世帯当たり100万円を支給します。

■鈴木新さん・雅美さん
「仕事面では県央地域の方々の医療に貢献していきたい。家庭の面では子どもがのびのび成長していってもらえればいい。」

鈴木さん夫妻は、保育士など他の専門職への支援制度もあればと滝沢市長に伝えました。

© 株式会社新潟テレビ21