ロシア軍がウクライナ南部と北部を攻撃、7人死亡=地元当局者

[10日 ロイター] - ウクライナ南部と北部で10日、ロシア軍による攻撃で7人が死亡、十数人が負傷した。当局者が明らかにした。

南部オデーサ(オデッサ)州のキペル知事によると、ミサイル攻撃で10歳の少女を含む4人が死亡、14人が負傷したという。

知事はメッセージアプリのテレグラムで、負傷者のうち4人が重体と明かした。

また、北東部ハリコフ州のシネグボフ知事によると、州内の村にある薬局への攻撃で14歳の少女と女性2人が死亡した。

負傷者も2人出ており、ほかにも犠牲者がいないか救助隊ががれきの中を捜索している。

同州ではここ数週間、ロシアによる都市やエネルギー拠点への攻撃が激化している。

シネグボフ氏によると、2発の誘導爆弾で別の村の診療所も破壊され、1人が負傷した。

また内務省によると、ロシア軍がバスに爆弾を投下し、男性1人が負傷した。

一方、ロシア西部クルスク州のスタロボイト知事は、ウクライナの無人機による車両への攻撃で子供2人を含む3人が死亡したと述べた。

ロイターは双方の発言を独自に確認できていない。

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