長谷川岳議員への面会多数受け…道職員の「議員訪問」調査へ

道の幹部職員が長谷川岳参議院議員(自民党)をたびたび出張で訪れていた問題を受け、道は道内関係の他の国会議員にも対象を広げて調査を行うことを決めました。

道はこれまで前副知事など幹部4人に聞き取りを行い、2023年度には合計で62回、長谷川議員を訪れていたことが分かっています。

5日の定例会見で知事は「出張についての必要性については妥当だと(考える)。ただ、一方で(多い人で)20回を超える形で出張している」と話していました。

今回の調査では対象を課長級以上の幹部職員として、2019年度から23年度までに道内関係全ての国会議員を訪れた回数や旅費などを調べます。長谷川議員以外の議員も調べることでこの問題の全体像を把握する狙いです。

長谷川議員を巡ってはきのう札幌市も脱炭素に向けたGX(=グリーン・トランスフォーメーション)の担当部局3人が23年度に合わせて26回、出張して面会していたことを明らかにしています。

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