公園内で〝出来立てシロノワール〟が食べられる? 長野東口公園にコメダ珈琲出店へ その狙いは…【長野市】

abnの隣にある長野駅東口公園の園内に「コメダ珈琲店」がオープンします。
なぜ公園に?
民間の資金やノウハウを活用する長野市としては初めての取り組みで、公園の利便性向上と地域のにぎわい創出が期待されています。

アツアツとヒエヒエの温度差が人気の名物・シロノワール。
とろ~りシロップがデニッシュにしみ込めば美味しさは倍増!名古屋発祥の喫茶店「コメダ珈琲店」の一番人気です。

■長野市から
「パンがおいしい。あっさりしていて何個も食べちゃいます」

■長野市から
「勉強する時に使うことが多いですね。一人でいてもいやすいなっていうのがけっこう利用する理由の一つかもしれないです」

■記者
「ドリンクを注文だけでトーストやトッピングがついてくるモーニングは朝から大人気です。奥深い味わいで人気の理由が分かります」

■長野市から
「週5日か6日は来てますね。モーニングは他のアレに比べてはるかにゴージャスで良いですよね。たぶんナンバーワンですよ」

そのコメダ珈琲店が…長野駅から徒歩5分の長野東口公園に今年度中にオープンすることが決まりました。

■大槻瞳アナウンサー
「この一角がまさにお店が立つ場所だが、長野市の長野駅東口公園にコメダ珈琲店が出来ることについて、市民はどう受け止めているでしょうか」

■長野市から
「歩いて来れる距離なのですごくうれしいです」

■子ども連れの近隣住民
「子連れでも行ける店だとありがたいなという思いはありましたね」

■学生
「(諏訪の店舗には)ちょくちょく行っていたので、すぐ近くに出来るのはうれしいな」
■学生
「(善光寺口は)休日とかも混んでいたりするので、勉強する場所が増える分にはすごく良いのかなと思いますね」

親子連れでにぎわう公園にできるおよそ90席のカフェ。30台ほどが停められる駐車場も備えます。

■運営会社・田中圭介さん
「公園から店舗を利用する人と車がぶつかったりとか安全面にも配慮した設計にしたいなと思っています。『ParkPFI』という制度を活用して長野市が出店する店舗を決めました」

公園を「広い場所」に留めず、民間の資金やノウハウを活用して公共事業を進める手法で、全国各地の自治体で行われています。

■運営会社・田中圭介さん
「もっと違う店もあったら利用したいのにという声もたくさんありましたので、そういう意味でも立地的なメリットもあるかなと思って」

長野市はこれが初めての取り組み。公園の利便性と地域のにぎわいへの期待と合わせ、民間の資金を活用することで財政の負担軽減につながります。

■運営会社・田中圭介さん
「できた収益で公園の管理をしたりだったりとかメンテナンスをしたりとか地域の住民が喜ぶようなイベントも出来たりしたらいいなと思ってますね」

長野市は効果を検証し、別の公園での活用も検討していく予定です。

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