【ノア】曙さんの追悼セレモニー 10カウントゴングが捧げられる

曙さんの遺影を持つ丸藤

プロレスリング・ノア11日の後楽園大会開始前に、心不全のため死去した大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)への10カウントゴングが捧げられた。

曙さんは2006年1月22日の日本武道館大会に参戦し大相撲時代の同期である力皇猛ととタッグを結成し、小橋建太、泉田純至組と対戦。17分56秒の攻防の末、曙さんが力皇を背負ってのダイビングボディープレスで泉田を押しつぶし、3カウントを奪って勝利した。

この日の試合前、出場予定の選手がリングサイドに整列。選手を代表して、サイバーファイトの取締役副社長を務める丸藤正道がリング上で遺影を持った。続いて追悼のテンカウントゴングが鳴り、入場テーマ曲が流れると、観客席から拍手が送られた。

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