東北電力「東通原発の安全対策工事」2024年度中の完了目標を維持

東北電力は、東通原発1号機の再稼働の前提となる安全対策工事について、2024年度中に完了させる目標を維持する考えを改めて示しました。

11日の会見で、1日に就任した下屋敷聡青森支店長は、東通原発1号機の安全対策工事の完了目標について次のように述べました。

【東北電力青森支店 下屋敷聡支店長】
「厳しくなってきているということは認識しておりますけれども、現在のところは全力で何とか(今年度中に)終わらせられるように取り組むということにしております」

原子力規制委員会による新規制基準の適合審査は、現在、地震や津波の審査が終盤を迎えていて、6月をめどに審査が終われば、次の原発設備に関わる審査に入る予定です。

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