春の魚「サクラマス」引き締まった身と歯ごたえが自慢 佐渡沖で養殖【新潟・佐渡市】

サクラマス約5500匹を水揚げ

佐渡市で養殖サクラマスの水揚げが始まりました。サクラマスは川魚のヤマメが海で大きく育ったもので、佐渡市では鳥取県の水産会社が両津湾の和木沖にあるイケスで養殖しています。

去年12月にイケスに入れた際は150gほどだったサクラマスは約1.5kg・40cmあまりに育ち、今朝、網を使って約5500匹、重さにして7.8トン分が水揚げされました。

■弓ヶ浜水産佐渡事業所 高橋智宏さん
「日本海の荒海にもまれて潮流が速くしっかり魚が運動しておりますので、身が引き締まっており歯ごたえのある魚に仕上がっております。なので生(刺身など)で食べて頂くのがいいかなと思います。」

この会社は「佐渡満開さくらます」という商品名で県内を中心に関東や関西方面にも出荷していて、今シーズンは今月末までに60トンを水揚げする予定です。

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