インフルエンザ 感染者数 前の週から大幅減もいまだ「警報」解除ならず【新潟】

インフルエンザ警報解除まであともう少し

県は11日、県内の感染症の状況を発表しました。インフルエンザは感染者数が前の週から大幅に減りましたが、警報解除の基準はまだ下回っていません。

県は7日までの1週間に県内の指定医療機関から報告があった、それぞれの感染症の感染者数をまとめ、1医療機関あたりの平均の感染者数を発表しました。
インフルエンザは、減少傾向が続き、前の週は24.12でしたが、今回は10.25と半分以下になりました。国が示す終息基準は「10」で県はこれをを下回るまで「警報」を続けます。
感染状況を地域別にみると、村上が20.67、上越で15.25といまだに多い地域もあります。
「プール熱」とも呼ばれる咽頭結膜熱は1.85で前の週の1.64から増加。終息基準の1を下回るまで、県はこちらも警報の発令を続けます。
新型コロナウイルスは5.55です。

県はマスクの着用や外出から帰宅した際の手洗い、体調が悪い時は外出を控える、など基本的な感染対策を呼び掛けています。

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