『ちびまる子ちゃん』で、新たにまる子役を務める声優に、菊池こころさんが決定。また、アニメ35周年を記念し「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」の放送も発表されました。
このたび、複数回にわたるオーディションを経て、菊池こころさんがまる子役を務めることに。
菊池さんは、これまで『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京)のうちはサラダ役や、『ワンピース』(フジテレビ)のトコ役など、多くのキャラクターを担当。
2018年8月12日(日)に放送した「まる子、幽霊を助ける」の巻では、お花ちゃんという役で『ちびまる子ちゃん』にも出演しています。
前任・TARAKOさんが育んできた“まる子像”を引き継ぎ、菊池さんがまる子を担当するのは、4月21日(日)の放送からとなります。
<菊池こころ コメント>
――まる子役に決定したときは、どう思いましたか?
マネジャーから電話で「決まったよ」と言われ、「え」と発したあとは何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。
うれしい…緊張、安堵(あんど)、不安、何だかよくわからない複雑な感情で頭がいっぱいになりました。
―― アニメ『ちびまる子ちゃん』にはどんなイメージを持っていますか?
日曜の18時にテレビをつけると、いつものキャラクターたちがそこにいてくれてホッとします。小学3年生の何てことのない日常のお話なのに毎回面白くて、老若男女に親しまれているすごい作品だなと思います。それも30年以上…。
合間に入るナレーションも顔のタテ線も今ではおなじみですが、改めて思うととても斬新ですよね。
それと、まるちゃんの服が“顔Tシャツ”に変わると夏の訪れを感じます。
――今後の意気込みをお願いします。
放送開始から毎週見ている、大好きな『ちびまる子ちゃん』。今から6年前に一度だけ“まる子”の現場に呼んでいただいたことがありました。
キャスト・スタッフのみなさんが明るく楽しく収録に臨んでいて、その明るさの中心にはTARAKOさんがいました。ごあいさつにうかがったら笑顔で対応してくださり、共演者のアドリブには笑ってツッコミを入れて、アフレコ中ずっと楽しそうにニコニコされていました。
その日から『ちびまる子ちゃん』がもっともっと大好きになりました。
TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。
しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願いいたします。
<『ちびまる子ちゃん』制作スタッフ一同 コメント>
のんきでぐうたら、でも友だち思いで、家族が大好きなまる子。そんな表現豊かで、天真らんまんな姿を演じていただける方にお願いしたいと、時間の許す限りオーディションを行ない、菊池こころさんに巡り会うことができました。
スタッフ一同、まる子役にぴったりの方で、この方しかいないと自信を持っています。30年以上にわたり、まる子役を務めたTARAKOさんが育んでくださった“まる子”の姿を大切にしながら、菊池さんとともに、これからも楽しく愉快な『ちびまる子ちゃん』をお届けしていきます。
また、まる子役の後任を務めることは、ご本人にしかわからない、計り知れない重圧もあると思います。どうか温かい目でお迎えいただき、みなさんの家族の一員として、ぜひ応援をお願いいたします。
これからも、毎週日曜日の『ちびまる子ちゃん』をよろしくお願いいたします。
「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」放送 「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」放送
さらに『ちびまる子ちゃん』では、アニメ35周年を記念し、4月21日(日)~6月9日(日)にかけて「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」が放送されます。
4月21日(日)放送 「プロ野球開幕!!」の巻
プロ野球が開幕すると、父ヒロシはウキウキ。一方、テレビのチャンネルを野球に変えられてしまうため、まる子と友蔵はおもしろくない。チャンネルを譲ってもらうために友蔵と一芝居うつも、野球に夢中のヒロシには相手にしてもらえず…。
4月28日(日)放送
「今日は家庭訪問の日」の巻
家庭訪問の季節がやってきた。家の中が片づいており、家庭訪問の準備は万端。まる子は、自分の部屋を片づけるように言われる。今日はお姉ちゃんとまる子の先生が違う時間に来るのだが、それを知らないまる子は…。
「家庭教師がやってきた」の巻
お姉ちゃんに家庭教師が来ることになった。常々お兄ちゃんがほしいと思っていたまる子は、遊んでもらおうと大はしゃぎ。お姉ちゃんが教えてもらっているところへ、さりげなく入り込み、家庭教師のお兄さんの気をひこうとする。
最初はまる子のおしゃべりに付き合ってくれていたが、お姉ちゃんの勉強をみなくてはならないからまたあとでと言われ、すねたまる子はつい家庭教師のお兄さんに冷たい態度をとってしまう。
5月5日(日)放送 「みんなでドライブに行く」の巻
パーティの抽選で車が当たったお父さん。まる子、お姉ちゃん、お父さん、おじいちゃんと4人でドライブへ出かけることに。海?レストランでおいしいご飯!?目的地を決めずに走り出したドライブ。さて、その行く先は…。
5月12日(日)放送 「暑い夏を家ですごした一日」の巻
ある暑い一日。クーラーのないさくら家、まる子は暑くて宿題ができないからクーラーがほしいとお母さんに言ってみるが、あえなく却下される。クーラーのある花輪くんちに行こうと電話をしてみるが、花輪くんは出かけていて留守であった。
お金持ちになってクーラーを買う夢をおじいちゃんと一緒に語ってみるが、むなしいばかり。そんなとき、まる子とお姉ちゃんは、お父さんが連れて帰ってきたカブトムシのことで言い争いになり…。
5月19日(日)放送 「すず虫がうるさい」の巻
去年まる子がもらってきたすず虫が爆発的に増えてしまったさくら家。どこに行ってもすず虫が鳴いていてうるさい。あまりのうるささに、お姉ちゃんから子ども部屋のすず虫を何とかしてと言われ、おじいちゃんの部屋で飼ってもらうことにする。
しかしその晩、友蔵が悪夢にうなされてしまい、またもや引き取ることに。もはや、さくら家にすず虫を置いておける場所はなかった。
5月26日(日)放送 「まるちゃん 目ざまし時計を買う」の巻
まる子の寝起きの悪さはお母さんを困らせ、何度言われても起きられない。ついに遅刻までしてしまった日、新しい年に向けての目標を決める際、まる子は「早起きをする」を目標とし、そのための目覚まし時計を買おうと決意。まる子の朝に変化は訪れるのか…。
6月2日(日)放送 「まる子、鍋モノさわぎ」の巻
さくら家の今夜の夕食はフグ鍋。たまちゃんにうらやましがられるまる子だったが、闇鍋しか思い浮かばないまる子にとっては、フグ鍋もピンとこない。しかも藤木と永沢からフグの毒で死んだ人の話を聞き、真っ青。
家に帰ってお母さんに鍋を中止にしようと真剣に訴えるが聞いてもらえない。まる子の訴えもむなしく、家族が楽しみにしているフグ鍋の夕食が始まった。おじいちゃんがフグを食べようとすると…。
6月9日(日)放送 「まる子、寒さに負ける」の巻
寒くてコタツから出たくないまる子。たまちゃんが遊びに来ても、絶対コタツから出ようとしない。おフロに入りなさいとお母さんに怒鳴られ、やっとコタツから出るが、おフロから出るとまたコタツの中。でもおフロから出てすぐに布団に入らなかったため、当然布団の中は冷たくて…。
<番組概要> <番組概要>
『ちびまる子ちゃん』
放送日時:毎週日曜18時~
※「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」は
4月21日、28日、5月5日、12日、19日、26日、6月2日、9日放送
出演
まる子:菊池こころ
お父さん:屋良有作
お母さん:一龍斎貞友
おじいちゃん:島田敏
おばあちゃん:佐々木優子
お姉ちゃん:豊嶋真千子
ほか
原作:さくらももこ
脚本・制作協力:多田弘子(さくらプロダクション)
プロデューサー:前田泰成(フジテレビ)、田中伸明(日本アニメーション)
監督:高木淳(日本アニメーション)
制作:フジテレビ、日本アニメーション
(敬称略)