お抱え刀工 名品紹介 盛岡、仙台両藩 作風、歴史の違いも 北上市立博物館企画展【岩手】

江戸時代の刀匠による作品が展示されている刀剣展

 北上市立花の市立博物館で、企画展「郷土の刀~近世の刀匠たち~」が開かれ、江戸時代を中心に盛岡、仙台両藩で活躍した刀工による貴重な刀剣類が公開されている。5月26日まで。

 同館では例年、春に刀剣展を開催。今回は、市内で呉服店を営む傍ら美術品などを収集した故會田喜一さんのコレクションなど同館所蔵品、個人所有の借用品合わせて16点を出展した。

 北上展勝地さくらまつり期間(今月29日まで)は観覧無料。30日以降は一般500円、高校生240円。小中学生170円で北上、奥州、西和賀、金ケ崎各市町の児童生徒は無料。同企画展期間中は休館日なし。

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