リヴァプール、アタランタに0-3で敗戦 クロップ監督は会見で「ずっと相手の思うツボだった」

写真:リヴァプールは本拠地アンフィールドでアタランタに敗戦 ©Getty Images

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のアタランタとの試合後に会見を行った。クラブ公式サイトが伝えている。

現地時間4月11日に行われたEL準々決勝ファーストレグ、リヴァプールは本拠地アンフィールドでアタランタに0-3というスコアで敗れた。試合後にクロップ監督は会見で「史上もっとも短い記者会見にすることができる」と切り出し、こう語った。

「本当にひどい試合だった。とても良いスタートを切ったが、その後はダメだった。失点する前からそう思っていたが、我々は作戦を少し見失ってしまった。チームはバラバラになってしまった。それがサッカー用語でいう戦術の決まり事なんだ。得点を許してからは、ずっと相手の思うツボだった」

「それ以外にも、ほとんどマンマークを仕掛けることができなかった。我々はひどい試合をした。負けたのは当然だろう。選手たちはこの試合を反省し、クリスタルパレス戦に向けて切り替えなければいけない」

そして、クロップ監督は「この敗戦にはなにか理由があるのか」という質問に対して、以下のように答えた。

「簡単だ。アタランタは守備で多くのチームを苦しめている。私が間違っているのかもしれないが、今となっては相手が我々より上回っていた点を思い出せない。彼らはボールを奪い、そこから攻撃につなげた。彼らのプレーは戦術的な規律がないとできない」

「彼らはピッチ全体でマンマークを仕掛けてきた。それが彼らの勝因だ。守備を固められ、我々は自分たちのプレーをする余裕がなかった。相手の守備にうまく対応できなかった。これが1つのポイントであり、敗戦の理由をだいたい説明できる」

リヴァプールは日本時間4月14日にプレミアリーグ第33節、クリスタルパレスとの試合を迎え、日本時間4月19日にアタランタとEL準々決勝セカンドレグを行う。

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