隠れ家ランチ、見つけるのが趣味です。見つけると、個人の企画でミステリーツアーと称し、人様をお連れしています。リビングふくおか・北九州Web特派員hajimeです。
福岡市中央区六本松を歩いていたら、見つけたのが「to chocolate」さん。その紹介で、住宅街の隠れ家カフェ「walk side cafe」へ行ってきました。
見つけて欲しいっ!超隠れ家の古民家カフェ!
ここはね、教えてもらわないと、絶対わかんなかったです。
地下鉄六本松駅、二番出口を出たら、右に向かいます。(桜坂方面)
信号があるので、大濠公園の方にわたります。内田ビルがあります。
右に曲がってまっすぐ進むと、スポーツクラブNAS六本松が見えます。
右がスポーツクラブNAS六本松。
左に白い建物、「to chocolate」さんが見えます。右奥へ。
これって、看板出てなかったら、わかんないでしょ?
「cobaco六本松」という、古民家があるのです。開いてるときだけ、看板が出ているそうです。
そこの一階の一室です。
店のドア。
店があるって、教えてもらってなければ、普通に人の家としか思わなかった気がしますー。
外観と内観、ギャップにびっくり!
扉、開けますと。
開けて、びっくり、お洒落な内観です~。
ライティング、キレイ!
木製の家具と植物たち、上に並ぶグラスが、光の反射で美しい。
働くスタッフさん。
そして、ワタクシ、見逃しませんよ~。店に入って右にあるのは。
テーブルの下のルイ・アームストロング!
きっと音楽好きね?
オーナーさんに、お好きな音楽を尋ねてみました。
いろんなジャンルがお好きだそうで、ジャズ、オールディ=ズ、ソウル、R&B、など。
邦楽はミスチル、アレキサンドロス、UKロック、オアシス、レッドホットチリペッパー、がお好きなのだそう。取材当日(4月3日)はレッドホットチリペッパーの曲がかかってましたよ。
店を開いたきっかけは。
「様々なライフスタイル、ライフステージを経験してゆく中で〝自分でいられる場所”がとても大切なこと、またその必要性を感じることが沢山ありました。
日々の喧騒から離れて何も考えず、一旦リセットして、のんびりしてぼーっとして。
そんな〝居場所”を作れたらいいなと思い、7年ほどのカフェ勤務を得て、また、得意分野である空間デザインや店舗デザインの知識を掛け合わせwalk side cafeの開業に至りました」とのこと。
オーナーさんも言われていたのですが、この店は、入るまでに、ちょっと勇気がいるんですよね。外観が「?」なので。でも、扉を開けて一歩中に入ると、お洒落な古民家カフェ、なんですよ。
オーナーさんは、キビキビと働かれてて、明るくて気さくな方です。
壁のスイッチ。描かれた絵が可愛い。
野菜たっぷりのランチに大満足
初回の訪問時に食べたのが、デリランチプレートでした。
凄いでしょ、このボリューム感。
チキンカツと、ジャガイモのポタージュ、きんぴらごぼう、サラダ、ナスの煮物までついてたんですよ。
サラダにはナッツがトッピングされてるし、ポタージュにはオリーブオイルかけてあるし。
サラダの横に、しれっとサツマイモとかね。さりげない心遣いが、めっちゃ嬉しくなるの。しかも全部美味しいし!
これにドリンクが付きます。
このデリランチプレート、福岡県産の無農薬米を使っていて、農家さんから直送なのだとか。高級なお米なので、オーナーさん、毎朝、緊張しながらの仕込み、だそうですよ。
初回訪問時の3月20日時点での価格は1550円でした。
この店のランチ、スイーツ、旬の食材を使っていて、手作りなんだそうです!それも嬉しいですね。(デリランチプレートは12:00~14:00、なくなり次第終了)
この初回訪問時のランチが美味しかったので、きっとスイーツも美味しいに違いない、と、取材を申し込んだ、というわけです。
春!ストロベリータルトでございます~。う~ん、変形のガラスのプレートがステキですね。
お供のコーヒーは中深入り、豆はコロンビアとブラジルベースのブレンド。
上にのってる苺を食べて~。ふわっと、甘酸っぱい春が口に広がります。
ちなみに苺の上にのっている緑のヤツはレモンハーブというハーブだそうです。
一口、頂くと、ソースがとろ~り、なんですよ。タルト生地に、紅茶のお酒のリキュールを使ってるそうで、じっくり味わうと、リキュールの味と香りがじんわりと伝わってきますよ。
コーヒーは、苦みはあって、深みもあります。やや濃いめの味がケーキと合います。
4月3日の取材時点では、コーヒー550円、タルト680円でした。スイーツは日替わりです。リニューアル等があるので、価格は変わることがある、とのことです。
人気メニューは、〝ピスタチオバスクチーズケーキ"や〝タルト”だそうです。タルトは旬のフルーツを使用しているとのこと。ピスタチオバスクケーキを求めて来店される方も多く、オーナーさんはありがたいなと感謝されていました。
これから、どんな店にしたいですか、とお尋ねしましたら。
「ここが終着点ではありません!
自分の持ってる知識や技術を構想やデザインと掛け合わせ、あらゆる空間やモノをご提供出来たらいいな、と考えております。でもそこに共通しているものはただ一つ"居場所”
みなさんそれぞれが、それぞれに自分でいられる場所をこれからもご提供してゆきたいと思っております」と、オーナーさん。
walk side cafeの由来は。"walk side by side“で"寄り添う”という意味。そこから頭の文字を頂いて"walk side cafe"と名付けたのだとか。皆様の人生にそっと寄り添え合えるような、そんな居場所でいられるように、との、オーナーさんの思いです。
私は、この店は行きたくなったら、ふらりと立ち寄り、日替わりのケーキやランチを、今日は何がでるんだろう?って、楽しみたいな、って思いました。今ここ、を楽しんで、自分を取り戻す場所。また行きたい、そんな気持ちになる店です。