市役所職員名乗る、なりすまし50万円被害 郡山の70代女性

 11日午後、郡山市の70代女性から「お金をだまし取られた」と郡山北署に届け出があった。女性の銀行口座からは現金50万円が引き出されており、同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。
 同署によると、10日午前、女性方に同市役所職員を名乗る人物から「保険の還付金がある。銀行の者から連絡させる」と電話があった。その後、銀行員を名乗る人物から電話で暗証番号を問われ、預金口座の暗証番号を教えた。さらに「カードが使えなくなっている。職員がカードを取りに行く」と銀行員を名乗る人物から電話があり、女性は自宅を訪れた男にキャッシュカードを手渡したという。

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