アニメ『怪獣8号』第1話の劇中音楽「Kaiju Rock」先行配信 坂東祐大によるプロジェクト始動

アニメ『怪獣8号』(テレビ東京系)第1話の劇中音楽「Kaiju Rock」が、4月13日24時から各種音楽サービスにて先行配信される。

本楽曲は、『怪獣8号』の音楽を担当する坂東祐大とアーティストたちによるプロジェクト THE KAIJU BANDによるもの。アニメ第1話にて、主人公 日比野カフカが蜘蛛怪獣トリコネフィラに立ち向かうシーンで流れた。

ギターは、米津玄師やAimerなどの楽曲やライブでギターを務める佐々木“コジロー”貴之が担当。佐々木は「まさに『怪獣8号』の世界観と、坂東さんの音楽センスが爆発したこの楽曲に日本の音楽シーンの最前線でご活躍されている、新井さん、石若さんとご一緒させて頂けて、とても嬉しいプロジェクトでした!」とコメントした。

ベースは、King Gnuでベースを担当する新井和輝。新井は「坂東くんからアニメの劇伴のお誘いの連絡をもらいました。その作品が『怪獣8号』と聞いた時、ちょうどバチハマりしてめちゃくちゃ読んでいたので最高にテンションが上がりました。曲も最高で坂東くんが入れていたベースラインも超かっこよかったけど、曲が絶望するくらい難しくて半泣きで家で練習したのを覚えています」と語った。

ドラムは、2023年公開の劇場アニメ『BLUE GIANT』でドラムパートの実演奏を手掛けた石若駿。石若は「親愛なる坂東氏の超絶変拍子譜面を和輝と一緒にせーので録音して、こちらの精神状態も映像とリンクして記録されているようでとてもスリリングな素晴らしいテイクになったと思います」とコメントした。

また、同プロジェクトに固定メンバーはおらず、今後も様々なメンバーが参加するという。

<坂東祐大(作曲) コメント>

『怪獣8号』の音楽を作る上で、自分が今までやったことのない何かにチャレンジしてみたい、そうだ、せっかくなら自分と一番遠い「バンド」をやってみよう!と思い、THE KAIJU BANDというプロジェクトを立ち上げました。実はロックもバンドも今まで経験がないものだけど、とにかく新しいことに挑戦してみたかった。
マイメンの駿くんと、心強いコジローさん、そして思い切って新井くんをお誘いしたら、快くOKしてくれて、とても嬉しかったのを覚えています!
フジロック(僕は締め切りで参加できず……)の翌日が録音だったのですが、参加できなかった悔しさが一瞬で吹き飛びました。レコーディングスタジオがフェス会場と化した瞬間は忘れられません!
いつか本物のライブとして皆様にお披露目できたらいいなあ…と勝手に願っております!
プロジェクトはゲスト制で、メンバーは毎回変わります。今後も多彩なゲストと共にお送りするので、どうぞお楽しみに…!

<佐々木“コジロー”貴之(Gt) コメント>

個人的にこの楽曲が好きすぎて、思い入れがありすぎて、リリースされるのを待ち侘びておりました!
まさに『怪獣8号』の世界観と、坂東さんの音楽センスが爆発したこの楽曲に日本の音楽シーンの最前線でご活躍されている、新井さん、石若さんとご一緒させて頂けて、とても嬉しいプロジェクトでした!
視聴者の皆さんが『怪獣8号』を思う存分楽しめますように!

<King Gnu 新井和輝(Ba) コメント>

坂東くんからアニメの劇伴のお誘いの連絡をもらいました。その作品が『怪獣8号』と聞いた時、ちょうどバチハマりしてめちゃくちゃ読んでいたので最高にテンションが上がりました。曲も最高で坂東くんが入れていたベースラインも超かっこよかったけど、曲が絶望するくらい難しくて半泣きで家で練習したのを覚えています。とにかくうまくいって良かったという安堵感もいい思い出です。
その時はフェスの時期で、こちらのミックスルームもフェス並みに盛り上がっていました。ぜひ聴いてね。

<石若駿(Dr) コメント>

『怪獣8号』の音楽に携わることができて、大変光栄に思います。ある猛暑の夏日に録音されたのが「Kaiju Rock」です。親愛なる坂東氏の超絶変拍子譜面を和輝と一緒にせーので録音して、こちらの精神状態も映像とリンクして記録されているようでとてもスリリングな素晴らしいテイクになったと思います。坂東氏から自由奔放なアプローチも求められ、和輝からのドラミングの割り方のアイデアも散りばめられ、私のまた別な側面が引き出されてしまった思い出深い録音です。ぜひたくさん聴いてくださいませ。

(文=リアルサウンド編集部)

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