４月１３日、Ｊ１リーグ第８節が行われ、アビスパ福岡のイラン代表ＦＷ シャハブ・ザヘディのゴールが称賛を浴びている。
前節終了時点で２勝３分け２敗の１２位の福岡が、今季４勝３分けで負けなしの２位・サンフレッチェ広島を本拠地・ベスト電器スタジアムで迎え撃った一戦。チームの順位とは異なり、先に試合を動かしたのが福岡であり、強烈な一撃でスタジアムを沸かせたのが、Ｊリーグ初のイラン人選手として今季新加入したザヘディだった。
前半２２分だった。右センターバックのドウグラス・グローリが右前方のスペースにロングボールを送り込む。そこに走り込んだ右ウイングバックの湯澤聖人が、相手ＤＦと競り合いながらボールをキープした後、鋭いターンでドリブル突破に成功してゴール前にクロスを送った。
ボールはＧＫの前方上を通り過ぎてファーサイドまで届いた。そこに突然、ザヘディが空中から出現した。ペナルティーエリア内で、クロスが上がる寸前にＤＦの背後を取って回り込むと、滞空時間の長いジャンプから打点の高い完璧かつ強烈なヘディングシュートを放ち、豪快にゴールネットを揺らした。
■「すげえ、ザヘディめっちゃ点とるやん」
このザヘディの強烈ヘッド弾に対して、ＤＡＺＮ日本語版公式エックス（旧ツイッター）には次のようなコメントが寄せられた。
「ザヘディレベチ 」
「ヤバすぎやでこれ」
「シャハブザヘディのエリア内の質はちょっと規格外だよ。」
「すげえ、ザヘディめっちゃ点とるやん」
「5試合で4点に絡む活躍。オオタニサン超えたろ、これ。」
開幕後の３月１２日にチームに合流して同１６日の第４節で途中出場してＪリーグデビューを果たしていきなりアシストをマークしたザヘディは、続く第５節から４試合連続スタメンで、この日のゴールが３得点目となった。
試合は１－１の引き分けに終わったが、ザヘディが改めて示した能力の高さにファンも驚愕。今後も得点量産が続きそうだ。
