「上司は相談されると嬉しい生き物」「5面の筆箱は会社では使わない」1週間を切り抜けるための〈ビジネスマン〉の知恵【4/15~4/21】

新年度がスタートし今年から社会人の第一歩を踏み出した人も多いでしょう。林雄司氏とヨシタケケンスケ氏によるビジネス書『1日1つ、読んでおけばちょっと安心! ビジネスマン超入門365』(太田出版)から、「研修では教えてくれない、ビジネス書にも書かれたこともない、でもビジネスマンとして暮らしていくには大事な知恵の数々」について、一部を抜粋・再編集してご紹介します。

4月

4月15日

出典:『1日1つ、読んでおけばちょっと安心! ビジネスマン超入門365』(太田出版提供・以下同) 上司は相談されると嬉しい生き物です。多少無理なことでも頼んでみましょう。上司同士「頼まれちゃったよ~」と嬉しそうに話していますよ。

4月16日

5面の筆箱は、会社では使わないようにしましょう。商談の話題になる可能性もありますが、ダメージになる可能性もあります。

4月17日

休憩コーナーで寝転がってMacbookを叩いていると、できるエンジニアのように見えます。シリコンバレーの会社を訪問した時も、いきなり玄関のソファーで寝ながら仕事している人がいました。

4月18日

ずっと中期計画を作っている人がいます。中期計画、見直し、第2次見直し、など終わりなく更新を続けています。

4月19日

ホワイトボードに自分の都合の良い意見だけを書き、議事録にして送ることを「オーソライズ」と言います。ホワイトボードを制することは、会議を制することと同じです。板書は自分の都合の良いように書いてしまいましょう。

4月20日

4月1日入社なら、この辺で人の見分けが付くようになっています。「何で最初はこの人とこの人を同じだと思ったんだろう」と思うくらい、顔が違うことに気付くケースもあります。

4月21日

偉い人をさん付けで呼び、関係の近さをアピールしてみましょう。一度同じ会議に出たくらいの関係でも、「~さん、上手いからな~」と言っていきましょう。

林 雄司
デイリーポータルZ株式会社
代表

ヨシタケシンスケ
絵本作家/イラストレーター

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