ガンダムとザクがマンホールのふたに 岡山県井原市とバンダイナムコがご当地企画

機動戦士ガンダムのキャラクターが描かれたマンホールのふた(平櫛田中美術館)

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」と岡山県井原市の名所などをデザインしたご当地マンホールのふた2枚が9日、平櫛田中(ひらくし・でんちゅう)美術館(井原町)の1階ロビーに展示された。5月6日まで。

 1枚は人型兵器(モビルスーツ)のガンダムが、星空保護区(同市美星町)の夜空や美星天文台のドームをバックに立つデザイン。もう1枚は「ザクII」と、近代彫刻の傑作「鏡獅子(かがみじし)」や平櫛田中美術館を一緒にあしらう。

 いずれもカラー塗装で直径約60センチ。地域活性化を図るバンダイナムコグループの企画「ガンダムマンホールプロジェクト」に応募した100以上の自治体から、県内は井原と勝央町が選ばれた。2024年度末までに計21自治体へ寄贈される。

 5月下旬以降、「ガンダム」は美星天文台、「ザクII」は平櫛田中美術館前の広場に設置される。市観光交流課は「実物を見に井原を訪れてほしい。美術館での展示は2種類を同時に見られる最初で最後のチャンス」とする。

© 株式会社中国新聞社