静岡茶市場新茶初取引 最高値は清水区両河内地区産の「高嶺の香(はな)」1キロ111万1111円

静岡市の静岡茶市場で新茶の初取引が行われました。最高値は1キロ111万1111円でした。

林輝彦アナウンサー:
「新茶の初取引が始まりました。取引が終わる度に手拍子の音が聞こえます」

12日の初取引では緑茶と紅茶の合わせて8点、50・8キロが入札にかけられました。

静岡茶市場によりますと、3月の低温が響いて茶の生育が悪く、初取引の量は去年の28分の1ほどとなりました。

最高値は静岡市清水区の両河内地区で生産された「高嶺の香(はな)」で、1キロ111万1111円でした。

高嶺の香を購入「和田 長治商店」和田夏樹社長:「ものすごくきれいなつくりをしています。新茶らしい鮮度を感じますし、芳醇な香りを感じました」

静岡県内の新茶取引は4月下旬にかけて出荷のピークを迎えます。

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