インテルは14日、セリエA第32節でカリアリをホームに迎え、2-2で引き分けた。
前節ウディネーゼ戦を後半追加タイム弾で劇的逆転勝利とした首位インテル(勝ち点82)は、ラウタロが出場停止の中、テュラムと2トップを形成したのはサンチェスとなった。
13位カリアリ(勝ち点30)に対し、立ち上がりからボールを握ったインテルは5分、CKの流れからバレッラのボレーでGKを強襲。そして12分、あっさり先制する。
サンチェスがボックス右ポケットを突いてクロス。マイナスクロスをテュラムが押し込んだ。
先制したインテルがハーフコートゲームを続ける中、25分にはボックス左に侵入したバストーニが相手DFに倒されたが、PK獲得はならず。前半半ば以降も主導権を握ったインテルが1点のリードでハーフタイムに入った。
迎えた後半、開始3分にディマルコのボレーで追加点に迫ったインテルが敵陣でのプレーを続ける中、62分にはチャルハノールの直接FKでGKを強襲した。
しかし64分、ワンチャンスで追いつかれる。ロングボールをルブンボに落とされ、ショムロドフにボレーを蹴り込まれた。
それでも72分、インテルがPKを獲得。フラッテージのヘディングシュートがミナのハンドを誘った。このPKをチャルハノールが決めた。
しかし終盤の83分に再び追いつれる。二次攻撃を受けた流れからヴィオラにシュートを蹴り込まれた。追加タイムにはロングカウンターを受けた流れからヴィオラに決定的なヘディングシュートを許すもGKゾマーの正面を突き、2-2でタイムアップ。
次節ミランとのダービーで勝利すると3季ぶり20度目のスクデット獲得になる状況となった。