サイクルトレイン本格導入に向け社会実験 只見線満喫号で5月

 JR只見線の臨時列車「只見線満喫号」(3両編成)で5月、列車内に自転車を持ち込める「サイクルトレイン」の社会実験が行われる。只見線利活用推進協議会、東北運輸局、JR東日本東北本部が11日、発表した。

 只見線では昨秋、有識者らの協力で運用実験が行われた。運転上の問題がなかったため、本格導入に向けて社会実験で効果を試す。

 サイクルトレインが行われるのは5月11、12、18、19、25、26日の6日間で、満喫号は各日、会津若松―只見間を1往復する。1列車当たり区間最大8台まで自転車の持ち込みが可能。停車駅全てで乗降することができる。

 利用するには乗車の3日前までに、申し込みフォームで申し込む。定員に達し次第、締め切る。サイクルトレインの利用は無料だが、乗車券を購入する必要がある。

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