国家金融監督管理総局の看板。（2023年5月18日撮影、北京＝新華社記者/李鑫）
【新華社北京4月15日】中国の「金融包摂」に基づく小規模・零細企業向け貸出残高は、今年3月末時点で31兆4千億元（1元＝約21円）に上り、前年同期比21.1％増となり、各種貸出残高の伸びを12.0ポイント上回った。国家金融監督管理総局金融包摂司の馮燕（ふう・えん）氏がこのほど国務院政策定例発表会で明らかにした。
第1四半期（1～3月）の貸出金利は4.42％で、23年から0.35ポイント低下し、18年比では3.51ポイント低下した。同局はここ数年、包摂的で中国独自の金融包摂体系を初歩的に構築してきた。
