北・東日本で時季外れの暑さ続く 30℃近い高温も 体調管理に注意

 

15日(月)天気と予想最高気温

きょう(月)も全国的に気温が高く、25℃以上の夏日地点が続出しそうだ。北日本を中心に平年を大幅に上回り、東北の内陸や北陸で30℃近くまで上がる所がある見込み。空気は乾いているが、暑さによる体調変化に注意が必要となる。一方、沖縄は昼過ぎにかけて、土砂災害に警戒が必要だ。

札幌25℃予想

15日(月)予想最高気温

 北・東日本は晴れている地域が多く、上空に暖気が流れ込んでいるため、早い時間から気温が上がっている。午前には青森で平年より7日早くさくら(ソメイヨシノ)が開花した。きのう(日)は今年最多の278地点で夏日となったが、きょう(月)も200地点以上で25℃を超える見込み。

15日(月)予想最高気温

15日(月)11時20分時点での予想最高気温

 29℃ 鷹巣(秋田)、横手(秋田)、長岡(新潟)など 28℃ 盛岡、山形、福島、若松(福島)、長野など 27℃ 弘前(青森)、秋田、新潟、熊谷(埼玉)など 26℃ 二戸(岩手)、前橋、東京、松江など 25℃ 札幌、古河(宮城)、富山、名古屋など 北日本の内陸を中心に、4月中旬としてはかなりの高温が予想される。服装や水分補給、休息を心がけるなど体調管理に注意が必要だ。

沖縄で非常に激しい雨

上:15(月)正午の雲雨予想 下:16日(火)夕方の発雷確率

 沖縄は前線の影響で、大雨となっている所がある。この方面は昼過ぎにかけて局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあるため、引き続き土砂災害に警戒・注意が必要だ。九州もきょう(月)午後は、雨脚が強まり雷を伴う所がある見込み。四国や中国地方は、今夜にかけて雨の範囲が広がりそうだ。

不安定+黄砂

上:17(水)正午の黄砂広域 下:16日(火)~17(水)の天気予報

 あす16日(火)は西日本で雨が降り、日本海側を中心に雷を伴う見込み。夜は北陸で雷雨の所があり、17日(水)午前中は東日本で、午後は北日本で天気が変わりやすくなりそうだ。各地とも暑さはおさまるが、この時季としてはまだ気温が高い見込み。 また、あす(火)夕方~17日(水)にかけては、西~北日本の広い範囲で黄砂の飛来が予想されている。空が濁った感じに見え、見通しが悪くなるだけでなく、車や洗濯物に砂が付く場合があるため注意が必要だ。

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