「だって、死ぬと思ったから」生田斗真 × ヤン・イクチュン『告白 コンフェッション』ポスタービジュアル

「カイジ」の福本伸行と、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという日本漫画界が誇る黄金タッグによる原作コミックを、生田斗真、ヤン・イクチュンの日韓実力派俳優のW主演で実写映画化する『告白 コンフェッション』が、5月31日より公開される。このほど、ポスタービジュアルが披露された。

原作「告白 コンフェッション」は、1998年にヤングマガジンアッパーズで連載され、名匠2人の共作が大きな話題を呼んだ人気コミック。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。密室で進んでいく、2人のこの上なく気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描き切った作品は、今なお、多くの読者の心を惹きつけ続けている。

ポスタービジュアルでは、告白を「聞いてしまった」男・浅井(生田斗真)と、「言ってしまった」男・ジヨン(ヤン・イクチュン)のまっすぐ見つめてくる目線と、「だって、死ぬと思ったから」というキャッチコピーが強烈なインパクトを放っている。2人の目線の間にちりばめられているのは、その一夜に何が起こったかを予想させる、シーンの数々。浅井の恐怖に歪んだ表情や、ジヨンの狂気の表情に対比するかのような、さゆり(奈緒)の美しい眼差しと、ただならぬ攻防を予感させる緊迫感溢れるカットがまるで走馬灯のように、コミックスのコマ割りさながらのレイアウトで並び、振り切った展開と極限のサバイバルを期待させるものになっている。注目すべき点として、浅井の目の下に、文字を塗りつぶしたような箇所が…。そして主題歌を書き下ろしたマキシマム ザ ホルモンからの「曲名は2024年4月末、とある人物が告白します。」という意味深なメッセージも。

場面写真は、雪山で遭難した浅井とジヨンのカットの他、閉ざされた雪の山小屋での、浅井とジヨンの緊迫感溢れるカットが3点。正気を逸した浅井とジヨンの白熱した攻防戦の先にどんな朝が待ち受けるのか。

『告白 コンフェッション』
2024年5月31日(金) 全国ロードショー
監督:山下敦弘
原作:福本伸行(原作) かわぐちかいじ(作画)
主題歌:マキシマム ザ ホルモン
出演:生田斗真 ヤン・イクチュン 奈緒
配給:ギャガ

【ストーリー】 大学山岳部OBで親友の浅井とジヨンは、16年前、大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされている同級生の西田さゆりへの17回忌となる慰霊登山中、猛吹雪により遭難してしまう。脚に大怪我を負ってしまい、死を確信したジヨンは、実は16年前にさゆりは自分が殺害したのだと浅井に“告白”する。長きにわたり背負ってきた十字架を降ろしたことで安堵し、死を受け入れたジヨンだったが、その直後、眼前に山小屋が出現し、2人は一命を取り留めることに。薄暗い山小屋の中、明け方まで救助隊が来るのを待つ2人だったが、浅井はジヨンの態度がどこかおかしいことに気づく。「ジヨンは明らかに告白したことを後悔しているに違いない…」。この上なく異様で“気まずい”空気が流れる山小屋内。そして、ジヨンの行動は常軌を逸し始め、狂気をはらんでいく。やがて一線を越えた親友同士2人の攻防は、ある真実を浮かび上がらせ、想像の上をいく、衝撃の朝を迎えることに。

©2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会

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