Wソックスがトミー・ファム獲得 マイナー契約で合意間近との報道

日本時間4月15日、米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、ホワイトソックスはベテラン外野手のトミー・ファムとのマイナー契約が合意間近となっているようだ。マイナー契約は形式的なものであり、ファムがマイナーの試合に出場し、調整が完了してメジャーでプレーする準備が整い次第、メジャーに昇格することになるとみられる。ホワイトソックスはヨアン・モンカダ、エロイ・ヒメネス、ルイス・ロバートJr.と主力に故障者が続出し、開幕15試合で2勝13敗と苦しい戦いを強いられている。

現在36歳のファムはメジャー10年間で通算1005試合に出場し、876安打、打率.259、130本塁打、431打点、119盗塁、出塁率.351、OPS.786を記録。昨季はメッツとダイヤモンドバックスで合計129試合に出場し、打率.256、16本塁打、68打点、22盗塁、OPS.774をマークした。自身3年ぶりとなったポストシーズンでも16試合で3本塁打を放つなど、存在感を発揮。ダイヤモンドバックスの22年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。

パワーとスピードを兼ね備えた外野手として知られており、60試合制の短縮シーズンだった2020年を除き、2017年から昨季まで6シーズン連続で15本塁打以上を記録。うち5シーズンで14盗塁以上をマークしており、「20-20」も2度達成している。また、守備面では左翼が本職であるものの、外野3ポジションをこなすことができ、ロバートJr.の故障離脱によって外野のレギュラー枠に穴があいてしまったホワイトソックスにとって、貴重な戦力となるのは間違いなさそうだ。

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