中国重慶港、23年純利益は4.4倍

中国重慶港、23年純利益は4・4倍

重慶市の果園港。(2023年4月20日、小型無人機から、重慶=新華社記者/唐奕)

 【新華社北京4月15日】中国長江沿岸の港湾を運営する重慶港がこのほど発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比0.3%減の49億4900万元(1元=約21円)、純利益が4.4倍の6億2700万元だった。非経常項目を除く純利益は10.9%増の1978万9100元、1株当たり利益は0.528元となった。

 23年の貨物取扱量は6.9%増の6131万3千トン(年間計画の103.9%)、積み下ろし貨物の取扱量は10.2%増の6187万3千トン(同106.7%)、コンテナ取扱量は2.2%増の120万4千TEU(20フィートコンテナ換算、同102.0%)、旅客輸送量は5.9倍の延べ24万8千人(同137.8%)となった。

 同社は24年の計画として、貨物取扱量が2.8%増の6300万トン、積み下ろし貨物の取扱量が3.4%増の6400万トン、売上高が3.1%増の51億元を目指すとしている。

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