岡山市日中友好協会一行、天津市を訪問 交流推進で意見交換

岡山市日中友好協会一行、天津市を訪問 交流推進で意見交換

中国の文豪、魯迅(ろじん)ゆかりの書店「内山書店」を訪れた土井章弘会長一行。(4月2日撮影、天津=新華社配信)

 【新華社天津4月15日】日本の岡山市日中友好協会の土井章弘会長一行がこのほど、中国天津市を訪れ、同市人民政府外事弁公室の関係責任者らと健康・医療や教育・文化、観光などの分野における協力について意見交換した。

 土井会長は、岡山市と天津市は1980年代からさまざまな分野で頻繁に交流し、深い絆を築いてきたとした上で、今回の訪問では天津市の医療・健康産業の中でも特に医療とヘルスケアの融合や健康と介護における発展の成果を深く理解することができたと強調。岡山市日中友好協会は今後も両市の深い友好関係を継承し、日中友好を共に促進する中で積極的に役割を果たし、医療や教育、文化などの分野でより多くの協力の機会を模索し、交流を深めていきたいと述べた。

岡山市日中友好協会一行、天津市を訪問 交流推進で意見交換

天津市の医療企業を訪れた土井章弘会長一行。(4月1日撮影、天津=新華社配信)

 天津市人民政府外事弁公室の欒建章(らん・けんしょう)主任は、岡山市日中友好協会と天津市は2013年以降、医療やリハビリテーション、文化交流などの分野で密接な友好関係を維持してきたと指摘。岡山市は医療やリハビリにおいて多くの有益な経験と実践を積み、天津市もまたこの分野のインフラ整備を重視しており、これを契機として両市の医療産業や中国・西洋医学リハビリ、人員の相互訪問などの交流がより一層深まることを期待すると述べた。

 土井会長一行は天津市滞在中、中日(天津)健康産業発展協力モデルゾーンや中国の文豪、魯迅(ろじん)ゆかりの書店「内山書店」などを訪問し、天津市人民対外友好協会の関連理事部門と交流した。(記者/張宇琪)

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