「年を重ねるたびにキレイになっていく人」に共通する3つのこと【血糖分析アドバイザーが解説】

(※写真はイメージです/PIXTA)

年をとってもキレイでいたいですよね。そのためにはどうしたらいいか? 管理栄養士の萩野祐子氏の著書『食べなきゃキレイになれません食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』によると、ポイントは食事で、とくにダイエットには、食事に「秘訣」があるのだとか。それを本書から一部抜粋してご紹介します。

ダイエットとは健康維持のための食事管理のこと

ダイエットという言葉の意味を正しく知っていますか? 実はダイエットとは「やせること」ではありません。正確には、ダイエットとは「健康を維持するための食事管理」です。言い換えれば、体をベストな状態に最適化するということ。体を最適化することで、毎日の生活の質を高めていくことが大切なのです。

私が見てきたなかで、年齢を重ねるたびにキレイになっていく人たちのダイエットの続け方の共通点は、次の3つです。

万年ダイエッターから卒業するための3つの秘訣

POINT1 こだわりすぎない

「毎日自炊しなければならない」「オーガニックの食べもの以外は食べてはいけない」というように、絶対に守らなければいけないルールをもうけると途中で苦しくなります。

自分で打ち立てたこだわりが足かせとなってしまうようなら、そのこだわりはプラスにはならない不要なものだと気づきましょう。

POINT2 食べものを選ぶ力を身につける

食事をするとき、キレイな人たちは今の自分にとって何が必要で何が要らないのかを、自分の体や心と向き合いながら見極めることが習慣になっています。自分にとってプラスになる食べものを選ぶ力を養いましょう。

POINT3 がんばりすぎない

毎日、食事を整え続けることがキレイになるコツですが、がんばりすぎる必要はありません。ストレスをためた挙げ句に挫折してしまっては意味がないからです。

たとえば2泊3日の旅行でご飯とお味噌汁を中心とした食事ができなくても、旅行から帰ってきた4日目から数日かけて調整していけばいいことです。

ダイエットがつづかない「万年ダイエッター」になってしまうのは、本人の意思が弱いからではありません。必要な栄養素が不足しているだけかもしれないのです。1日3食、ご飯とお味噌汁の食事をしっかりとれば、心も体も満たされて必要以上の食べものに対する欲求が自然と湧いてこなくなる可能性も大いにあるのです。

萩野 祐子

管理栄養士/血糖分析アドバイザー

ユイット合同会社代表

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