芸術祭へ アーティストと地元住民が作品作りへ準備【長野・大町市】

大町市で9月から始まる芸術の祭典に向け、準備が着々と進んでいます。
台湾のアーティストは地域の竹を使い地元の人も楽しめるアートづくりを目指します。

14日、大町市に姿を見せた、台湾のアーティスト、ヨウ・ウェンフーさん。
アートを通して地域資源の魅力を再発見する北アルプス国際芸術祭で作品に使用する竹を自ら伐採しました。

■ヨウ・ウェンフーさん(台湾)
「今回の作品は『竹の波』というタイトル。地域住民のみなさんと切った竹は骨組みに使う予定です。他の地域から来た人はもちろん、地元の人たちがこの作品を見て楽しんでくれたらうれしい」

地域住民など50人と力を合わせて400本の竹を集めました。作品は7月から50日ほどかけて作り上げ、9月13日に始まる北アルプス国際芸術祭でお披露目されます。

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