120万円詐取容疑 昭和製器元社員を逮捕

小樽警察署はきのう、製缶会社の昭和製器(小樽)から現金およそ120万円をだまし取ったとして、この会社の経理部門の元社員を詐欺の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは昭和製器の元社員、堀井友二容疑者です。

堀井容疑者は先月7日、上司がインターネットバンキングを使い送金手続きを行う際に、正規の振込先に自分の口座を加えて、現金120万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察の調べに対し堀井容疑者は容疑を認め、「競馬や競輪などギャンブルで遊ぶ金がほしかった」と話しているということです。

昭和製器の親会社で製缶大手のホッカンホールディングスは今月11日、堀井容疑者が今年3月までの8年半の間に複数回にわたって会社の預金を自らの口座に送金し、総額およそ3億5千万円を私的に流用したとして、4日付で懲戒解雇したことを公表しています。

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