地震被害の台湾から高校生 須坂市の高校で交流【長野・須坂市】

大地震に見舞われた台湾の高校生が須坂市の高校を訪れました。初めての書道に挑戦するなど、交流を深めました。

桜が満開となった高校の校舎。黄色のシャツ姿が台湾の高校生です。「訪日教育旅行」で、姉妹校である須坂高校にやってきました。

■司会
「地震で亡くなられた人々のために、黙とうを捧げたいと思います。一同、黙とう」

台湾では今月3日、最大震度6強の地震が発生。17人の死者が確認されています。
須坂高校には台湾文化を学ぶ同好会があり、こちらの生徒は月に一度、オンラインで交流をしています。

■池澤のえさん
「(SNSで)『どうだった』みたいなことを聞いたら、羅東のところでは特に被害はなかったと聞いて、『みんな安全だよ』と聞いてすごく安心しました」

■井本涼菜さん
「3年間の集大成といいますか、学校で学んだことを生かしてコミュニケーションをとりたいと思います」

担当する台湾の生徒を教室に案内します。

「ディズニーへ行ったよ」
「ディズニー?」
「はい」
「ウィッチドゥーユーライク、ディズニーランドオアディズニーシー」
「そーそー…」

携帯電話の翻訳アプリも使います。

「あーあーアイシー、クラディット」
「ディズニーランドは混んでるんだね」

授業では書道に挑戦しました。

■台湾の生徒
「ベリーインタラスティング、バットベリーディフィカルト」

地震の影響が心配されましたが、交流を楽しみました。

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