「与鳳行」のケニー・リン、30代半ばの「中年アイドル時代劇」に前向きコメント

ファンタジー時代劇ドラマ「与鳳行」に主演した中国の俳優ケニー・リン(林更新)が、30代半ばでのファンタジー主演についてインタビューで語った。

このほど最終話の配信を終えた「与鳳行」は、ケニー・リンとチャオ・リーイン(趙麗穎)が2017年のヒット作「楚喬伝~いばらに咲く花~」に続き、再タッグを組んだことでも注目を浴びた作品。動画配信サービスでの再生回数はすでに25億回を突破する人気で、ケニー・リンは配信開始から1週間で、中国のSNS・微博(ウェイボー)のフォロワーが40万人も急増するなど、再ブレーク作として大きな話題を集めるドラマとなった。

36歳のケニー・リンが再挑戦したファンタジー作品だが、一部のネットユーザーから「中年アイドル時代劇」と批判されたことについて、ケニー・リンはこのほどインタビューで、「視聴者に嫌われなければそれでいい」と前向きに発言。また、「与鳳行」は若々しさや耽美、ファンタスティックな魅力を追求するのではなく、役者同士が火花を散らし、プロットを重視する作品だったと説明した。

クランクアップ時には涙が止まらず、チャオ・リーインになぐさめられる様子もカメラに捉えられて話題になったが、再共演したチャオ・リーインについて、「以前からはつらつとして、かわいらしい中にも打たれ強さを感じたが、それがさらにパワーアップして、しかも前より落ち着いた印象になった」と語った。

なお、ファンが期待する3回目の共演については、「2回目までの時間を考えると、次は40代半ばくらい」と冗談を交えつつ、「いい作品があればいつでも。でも、あえて無理に共演の機会を作る必要はないと思う」とも語った。(Mathilda)

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