「暑いのでTシャツで…」「汗がとまらない」季節先取りの陽気 春の熱中症に注意!【福島県】

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日中の気温がぐんぐんあがり、15日は、ほとんどの地点で2024年最も暑くなるなど、季節先取りの陽気となりました。

花見シーズンも折り返しを迎えていますが、暑さに慣れていないこの時期、熱中症への備えが必要です。

12日に桜が満開となった会津若松市の鶴ヶ城公園では、午前中から多くの花見客でにぎわいました。

■宇都宮からの花見客は

「非常に綺麗ですね。中の方も見たんですけれど、満開でこちらの気持ちもあがりますね」

■北海道からの花見客は

「社員旅行で鶴ヶ城に来たんですけどたまたま桜も満開で」

青空が広がり、花見には絶好の天気となりましたが、みなさんの姿を見てみると…4月なのに半袖や半ズボンの人が!

15日の最高気温は、福島で27.2度、会津若松で26.8度など、2日連続で夏日となった地点もあり、6月下旬から7月上旬並みの汗ばむ陽気となりました。

■会津若松市内からの花見客は

「今日暑いのでTシャツで来ました」

■北海道からの花見客は

「地元(北海道)の方は、12~3度が普通なので、暑くて暑くて仕方ないです。汗が止まらない」

この暑さで人気だったのが…ソフトクリームです。

売り場には、このように、お客さんがひっきりなしに来て気温が上がりきる前の午前中から大忙しです!

■子どもは

「つめたい」

4月も半ばというのに、日傘や帽子が手放せない1日となりました。

疲れだけではなく、この暑さだからこそ気をつけたいのが「春の熱中症」です。

■福島消防署 救急第二係長 半谷 尚政 さん

「今まだ体が暑さに慣れていないので、急激な温度上昇を伴った日に運動や外での作業をする、体調不良などの人は熱中症になる可能性が非常に高くなる」

暑さに慣れていない今は、気温が上がっても熱が体の外に逃げにくく、熱中症のリスクが高まるんだそうです。

■福島消防署 救急第二係長 半谷 尚政 さん

「まずはこまめの水分補給。喉が乾く前にしっかり水分をとる。あとは適度に休憩をすることが大事」

一方、本格的な暑さは「これから」ですから、いまのうちに暑さに慣れるために適度に運動することも大切です。

■福島消防署 救急第二係長 半谷尚政 さん

「体を動かすことによって、発汗を促す機能が促進されて、熱中症になる暑い時でも体がスムーズに発汗を促して、体温調整がうまくできる」

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