『福島の復興のため処理水処分を先送りできなかった』菅前首相が福島第一原発を視察

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菅義偉前首相が首相退任後、はじめて福島第一原発を視察しました。

廃炉の進捗や、処理水放出状況について東京電力の担当者から説明を受けた後、取材に応じた菅前首相は「福島の復興のために処理水の処分を先送りをすることはできなかった」と、在任中、海洋放出を決めた経緯を話しました。

■菅義偉前首相

「『福島の復興なくして日本の再生なし』こうした基本的な考えの中で、安全の徹底に緊張感を持って行うべきであると思っています」

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