文春に特大ブーメラン? 堀江氏が「知能指数低めの松本人志ファン」の影響語る

実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が4月14日、ウェブメディア「NewsPicks」で先行配信された動画の一部を、自身のYouTubeチャンネルで公開。政治学者・三浦瑠麗氏らと対談する中で、「週刊文春」(文藝春秋)が現在置かれている立場について「特大ブーメランをくらってますよ」などと語り、反響を呼んでいる。

堀江氏は同動画で、ダウンタウン・松本人志の騒動について語っており、松本ファンの傾向について「人を好き嫌いでしか見れないような、まあ言うたら知能指数がちょっと低めの方々が多い」「脊髄反射しちゃうような方々」と表現。

堀江氏いわく、そんな松本ファンたちが文春に対して「俺らの松本さんをなんてことしやがって。テレビに出られないようにしやがって。この“クソ文春”が!」と批判した結果、「特大ブーメランを週刊文春がくらって」いる状況だという。

また、10年前から「文春はクソだ」と言い続けているという堀江氏は、今回の松本騒動などがきっかけとなり、エイベックス・松浦勝人会長や高須クリニック・高須克弥院長など複数の有名人が文春を批判していると説明。

この現状について、「デモをネットでやってるみたいになってて、これは結構、潮目変わったと思いますよ」「(松浦会長らに対して、自分は)『頑張れ、頑張れ』って思ってます」と語った。

松本人志ファンは「オラオラ系」で「怖い」?

松本ファンといえば、脳科学者の茂木健一郎氏が3月31日、自身のYouTubeチャンネルで「(松本ファンは)オラオラ系。松本一派は怖いぞ」「松ちゃんのファンは、やたらと細かいオタクが多い」「ほとんど信仰だと思うね。カルト」などと発言。

というのも、かねてよりダウンタウンが出演するお笑い番組などを「小学校5年生の男の子の悪ふざけ」と酷評している茂木氏だが、そういった発言のたびに「オラオラ系」の松本ファンから批判が寄せられる様子。

それでも茂木氏は、松本を取り巻く構造的な問題点を指摘し続けており、「松本人志を甘やかしてるのは、松本人志のファンだし、後輩芸人たちだし、テレビなんだよ。だからガラパゴス(日本独自の進化を遂げることで、海外では受け入れられにくくなる状態)になっちゃうんだよ。すべてのクリエイターは、平等に扱われるべき」と訴え、お笑いファンの間で賛否両論が巻き起こっているようだ。

“松本寄り”というより、文春を批判している有名人を応援している様子の堀江氏。彼の言う「特大ブーメラン」で受けた文春のダメージとは、いかほどだろうか。

© 株式会社サイゾー